AI・データ利活用スペシャリスト養成講座の開催報告
事 業 目 的
山梨県情報通信業協会(以下YSAと記載)の会員企業で、一定程度デジタル技術の素養がありAI・データ利活用について今後事業に活用していく目標のある技術者を対象に、専門知識及び技術を有する大学と連携してAIやデータ利活用などDX推進のためのスペシャリスト養成講座を開催するもの。習得した技術を、県内自治体や企業等におけるDX取り組みに必要な先端技術を扱う人材、DXの取り組みを支える人材の増員や技術者相互のスキル向上を促進する。併せて、DXの取り組みに関する相談体制の整備や支援など、県内で自走可能な環境の構築を目指す。
1. 講座内容
YSA会員企業の技術スキルアップに資するテーマを選定し、山梨大学と居扇して確定。
(1)生成AIの利用について
①内部リスクと考慮事項
②外部リスクと考慮事故
(2)Pythonプログラミング基礎
Pythonのプログラミングの基本的な知識とプログラミングの実習
①Pythonプログラミング基礎
(3)Pythonプログラミング応用
高度なPythonのプログラムで利用するモジュールやライブラリについて
概要や利用例や、Pythonによるデータ分析の適用例を紹介
①便利なPythonでモジュール・ライブラリの紹介と実践
②データサイエンスについて
(4)データサイエンス基礎セミナー
データ文政のためのよく使われる幾つかの分析を対象として、数式を使わずにその原理や図や算数程度の例題をもとに簡単な分析を行う
①主成分分析
②クラスター分析
③アンケート分析
④サポートベクターマシン
(5)データサイエンス応用セミナー
画像データのディープラーニングのセミナー
①ディープラーニング復習、TensorFlowによるディープラーニング基礎
②画像の特徴分析のためのネットワーク
③より高精度モデルのための訓練テクニック
④応用編
2. 講師及び開催日
講習会開催日程 | 講習内容 | 時 間 | 担当教員 |
10月28日(土) | 生成AI | 13:30~15:30 | 坂田、岡村 |
11月16日(木) | プログラミング基礎 | 18:30~20:30 | 西﨑、牧野 |
11月24日(金) | プログラミング応用 | 18:30~20:30 | 西﨑、牧野 |
12月10日(日) | データサイエンス 基礎セミナー | 10:00~12:00 13:00~16:00 | 西﨑、牧野 |
12月17日(日) | データサイエンス 応用セミナー | 10:00~12:00 13:00~16:00 | 西﨑、牧野 |
講 師
西崎 博光 教授
牧野 浩二 准教授
坂田 信裕 DX推進センター特任教授
岡村 康弘 DX推進センター准教授
開催場所
山梨大学工学部 第一実習室
参加者及び出席状況
(株)ワイ・シー・シー 3名
(株)ユニ・テクノロジー 2名
アドバンステクノロジー(株) 3名
(株)コンピュータマインド 3名
(株)デジタルアライアンス 1名
(株)山梨ニューメディアセンター 3名
(株)エヌディエス 2名
(株)ネオシステム 1名
(株)システムインナカゴミ 2名
(株)山梨中央銀行 1名
(株)はくばく 1名
やまなし産業支援機構 1名
(株)コイケ 1名
受講風景 10月18日講義
受講風景 11月24日講義
3. 本講座で習得した知識と技術をどのように活用していきたいと思いますか。
・ 実際に扱ってみてできることを明確化させていきたい。
・ まずはG検定合格
・ 製造業の課題解決です。
・ 自社の武器として応用できたらと思います。
・ 今後の開発業務に活かしていきたい。また、自分は他社に対して講義することもあるので、そういった面でも参考になった。
・ これからも著しく発展してく分野だと思うので、時代の流れに取り残されないように、講座で学んだ知識を自身の業務でも活用できるようにしていけたらと思う。
・ 画像から商品番号の特定が可能か、そのモデルを作成するにあたっていろいろな限界を知りたい。
・ データ分析や生成AIを仕事に活用していこうと思います。
・ 生成AIを業務にできるだけ役立てようと思いました。
4. 本講座全体について、ご意見・ご感想がございましたらお聞かせください。
・ 参加させて頂きありがとうございました。
・ ありがとうございました。今後もよろしくお願いします!
・ 大変勉強になりました。ありがとうございました。
・ 貴重な体験させていただきありがとうございました。
・ 生成AIやPythonについて知ることができました。
・ コードを書く時間がなく、出来上がったものを見ていくだけだったので、あまり学習にはならなかった。次回あるならば、もう少し考えて手を動かす時間もあると良いと思いました。